2016年10月24日月曜日

スコットランド・アイラ島旅行記 準備編②

●アイラ島~スコットランド本島間の移動

さてさて、とりあえずアイラ島での行動はプライベートツアーに決めたのでアイラ島までは自分で行かなければいけません。アイラ島へ渡る方法は2つ。一つはObanかKennacraigの港から出るフェリーに乗る事。もう一つは、Glasgowの空港からのLCCであるFlybeでの飛行機です。

私はWOWOWの録画番組でやっていた、「海岸沿いに蒸留所が見えたら感激する」という体験をしてみたかったので是非フェリーで!と思っていましたから、行きはフェリーに、帰りは飛行機で帰る事にしました。

今回はOban方面には行かないので、Kennacraigの港を目指すことになりますが、KennacraigへはGlasgowの中心、Queen Street駅からほど近いBuchanan Bus Stationからバス”Citilink”で向かいます。Campbeltown行きで1日4便、約3時間ほどかかります。



バスは定員制では無さそうですが、Citilinkのサイトで予約は出来るのでバスを利用するなら予約しておいた方が良いかもしれません。クレジットカードで支払った後に出てくるe-ticketのサイトを印刷して、乗車時にバスの運転手さんに見せればOKでした。
http://www.citylink.co.uk/journeyplanner.php

Kennacraigからはフェリーに乗り換えます。フェリーは北のPort Askaig行きと南のPort Ellen行きがそれぞれ出ています。基本的にバスとフェリーの時間はお互い連絡されているので、バスから降りてそのままフェリーに乗ればよいのですが、行き先が決まっている場合は時間を確認してフェリーに乗る必要がありそうです。



フェリーのタイムテーブルはCaledonian MacBrayne社のサイトで詳しく確認できます。
https://www.calmac.co.uk/

予約は自動車持参の場合のみ可能です。
バスで行く場合は、フェリーターミナルでチケットを買うだけなので予約は必要ありませんが、レンタカーで行く場合は事前に予約しておいた方が良さそうですね。


次に飛行機についてです。
LCCのFlybeがアイラ空港とグラスゴー国際空港間を1日2便、就航しています。
http://www.flybe.com/

欧州初旅行で、しかも色々とトラブルで名高いLCCの利用とあって散々調べましたが、結局あまり難しい問題はありませんでした。
というのも、アイラ~グラスゴー間はFlybeではあるのですが、元々はLoganairという航空会社の区間で、Flybeの傘下に入ってはいるものの、手荷物等の条件はLoganairのそれを引き継いだ形になっているからです。

そんな訳で、一番安いJustFlyでチケットを買っても、「預け荷物(Hold luggage)は20㎏まで(重量制限のみ)」+「手荷物(Cabin Bag)は6㎏、(サイズ40×35×18㎝まで)」という規定です(2016年9月現在)。手荷物のサイズ制限がやや厳しいですが、そこさえクリアすればあまり大きな問題はありませんでした。

せっかくアイラ島でお土産を買っても持って帰れないとか、重量超過で滅茶苦茶お金が取られるとかホントに辛いですからねw
ただ、重量超過する場合は空港で支払うより事前にお金を支払う方が割安なのですが、Loganair路線の場合はネット上で割り増し料金を支払う事が出来ず、電話での取扱いだけになるようでした。

最後に、日本からの往復の航空券及びエジンバラでのホテルの予約ですが、これはExpediaで全て済ませました。インターネットではトラブルがあった事も書かれていたので、万が一の事を考えて色々と準備はしていましたが、結局大きな問題はありませんでした:)

オーバーブッキングでのトラブルを避ける為と、乗り継ぎ時間が厳しそうだったので、飛行機は全て座席を事前に予約(有料)しておきましたが、そこまでする必要は無かったかもしれません。ただ、事前に座席指定していた為、空港での英会話は本当に楽でした。英会話に自信が無いなら悪くないかもしれません。


そんな訳で旅程が決まりました。

・1日目
福岡空港(朝)からフィンエアーでフィンランド経由でエジンバラへ。エジンバラ泊。

・2日目
エジンバラから電車でグラスゴー。グラスゴーからバスでケナクレイグ。ケナクレイグからフェリーでアイラ島のポートエレン。クリスティンさんのお迎えを受けてホテルへ。ボウモア泊。

・3日目
Cristineお出迎え、ツアー1日目開始。
Bruichladdich蒸留所のツアー。
昼食はKilhomanのカフェテリア。
午後はBowmore蒸留所でCraftman's Tour
島内散策後、ホテルへ。ボウモア泊。


・4日目
Christineお出迎え、ツアー2日目開始。
Lagavulin蒸留所 Warehouse Demonstration。
(Lagavulinは蒸留所が稼働していなかったので酒飲みツアーです)
昼食はArdbeg蒸留所のカフェテリアで。
午後はLaphroaig蒸留所のPremium Tasting Tour。
島内散策後、ホテルへ。ボウモア泊。

・5日目
Christineお出迎え、アイラ空港へ。
アイラ空港からFlybeでグラスゴー。そのままエジンバラへ直接戻り、ホテルに荷物を預けて半日エジンバラ観光。エジンバラ泊。

・6日目
エジンバラで一日フリーなのだが、せっかくなので他所の蒸留所ツアーをねじ込む事に。
グレンタレット蒸留所とハイランド地方の周遊一日観光ツアー。エジンバラ泊

・7日目
エジンバラ空港からヒースロー空港経由でフィンランド、そして福岡空港へ朝に到着。


時差もあるので、実質的には6泊8日の旅です。
日曜日の朝に出発して、翌週の日曜日の朝に帰国ですね。





余談ですが、アイラ島へはレンタカーで行く人もいるようです。
運転する場合は、国際免許証を申請すれば誰でも簡単に運転できるそうです。スコットランドは日本と同じ左側通行なので、日本の感覚で乗れるのも大きいですね。ただ、ラウンドアバウトのような独自ルールがあるので、その辺は知っておかないといけないでしょうね。自分は日本の信号ばかりの交差点より、断然利便性が高そうに感じて羨ましかったですw
http://jpncars.com/drive-in-england/

エジンバラやグラスゴーで借りる人は、そのままフェリーに乗って行く様子ですが、アイラ島内にもレンタカー会社はあるようですね。ただ、あちらの車は基本的にマニュアル車なのでオートマしか乗れない人は、しっかりと確認しておいた方が良さそうです。
https://www.islaycarhire.com/

あと、スコットランドの田舎の道路は街に近づくとどこでもデカデカと”SLOW”の文字が見えます。そのあたりでは、スピードの取り締まりは厳しめという話もありましたので、運転される際には注意されたら良いかと思います。

飲酒運転もモチロンNGです。
アイラ島内では数人しか警察官はいないそうですが、万が一という事もありますしね。せっかくの楽しい旅で御用になるのは頂けません。やはり飲んだら乗るな、でしょうか('ー'

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