2016年10月18日火曜日

スコットランド・アイラ島旅行記 5日目

今日はアイラ島を出発し、グラスゴー経由でエジンバラへ。エジンバラを半日観光です。

アイラ島の最後の朝はとても綺麗な晴天でした。静かで素敵な島でしたが、今日で見納めです。

Lochside Hotelを海岸側から。
Duffie's barの文字もあったんですね。

町の民家の一つに樽のオブジェが。こういうのもアイラ島ならではでしょうか。

朝食はスコットランドの名物の一つキッパーズ。
ニシンの燻製のようですが、結構な大きさ。味は塩の塩梅が丁度良く、ご飯が欲しくなりました。パンしかありませんがw

時間になって、Christineとアイラ空港へ向かいます。
Christineも実はGlasogowにいる家族に会いに行くとの事で、同じ便でに乗るのだそう。

アイラ空港の待合室。
空港は本当に小さな地方の空港ですね。ここまで小さな規模の空港を見たのは初めてでした。どこかしこにもアイラモルトが飾られているのはさすがですね。ここでも偶然、先の日本人カップルと遭遇。ここまで小さな島だとこういう出会いも多いですね。

Flybeの予約番号がプリントされた紙を手渡し、重量チェック。19.1kgで前日チェックしたのとほぼ同じでした。そして時間が来たので手荷物検査場へ。この規模の空港にも関わらず、さすがはイギリスと言ったところでしょうか、手荷物検査は厳重でした。

Flybeの双発プロペラ機です。30数人乗り。
実は高所恐怖症なので大抵席は通路側なのですが、ここは窓側から写真を撮らなければと思って窓側の席にしていました。ちなみに、同系列の飛行機はエンジンがやや前側についているので、後ろの座席の方が見晴らしが良い、と言う話もどこかで見かけたので少し後ろ目で9Aでした。

離陸するとどんどんアイラ島が小さくなっていきます。
っていうか、これ殆どがピートなんでしょうか。これはまだまだ無くならなさそうですね。

Jura島と思しき島も見えてきました。
天気はかなり良く、おかげであまり激しく揺れる事もありませんでした。


40分ほどでグラスゴー国際空港に到着です。
Christineと同じバスでQueen Street駅を目指す事に。

そしてバスの中でスマホの様子がおかしい事に気付きます。
GPSだけは生きているもののデータ通信と会話が出来ない・・・。地図が開けないのでかなり焦ってあーだこーだしていたら、Christineが「私はここだけど、駅は次の停留所だから、そこで降りてね」と言って先に降りていきました。最後にちゃんと挨拶するタイミング逃しちゃったなぁ・・・とちょっとしょんぼり。帰国後にお礼のメールしましたけどね。

ふとバスを見渡すと降りる場所の案内とかが日本のものと随分違うためよく分からず困りました。気付いたらバスが止まって、旅行用の手荷物を持って降りる人達が沢山いたので、多分ここかなぁ・・・と思いつつ下車したものの、自分がどこにいるのかが分からない。

実際、スマホが無いと焦りますね。念の為用意していたサブ携帯があったから良かったです。後でmaps.meのアプリも使えることが判明したので安心しました。地図を確認しつつ、何とかQueen Street駅に到着。

そして電車に乗ってエジンバラに到着したものの、次の宿は結構離れたところにあり、しかも随分と高い所にありました。ウィスキーを入れた手荷物も重量が重くなっているので、タクシーで行きたいと思ってホテルの名前を告げると、「近いから歩いて行きなよ」とつっけんどんに乗車拒否w

結構距離があるように見えるけど、地元の運ちゃんが言うなら思ったより近いのかもなーと思って歩いたら30分くらいかかって汗だくになりましたw

今思えば、「20ポンド払うから行ってくれ」みたいな交渉の方が良かったのでしょうね。

ホテルに着いたものの、まだ部屋が用意できていないとの事なので荷物だけ預けて観光です。これはエジンバラの忠犬ハチ公として有名なボビーの像ですね。

ボビー像の近くに日本料理のお店が。TANG’sと書かれている辺り、日本人のお店では無さそうですが・・・w

エジンバラの町並みは本当にどこを撮っても写真になりますね。本当に素敵です。その中の一つを適当に覗いてみたら公立図書館だったりして驚きました。

バグパイプの奏者もいました。この音楽を聴くとスコットランドにいるんだなぁって思いますね。チップを入れて撮影させてもらいました。ロイヤルマイルには他にもステッキ一本で空中に浮いている人とか、ギターで歌っている人など、パフォーマーが沢山いました。

先日は行けなかったエジンバラ城へ行きます。
チケット売り場の女性に片言でチケットと日本語のガイドをお願いしたら、「あら、貴方日本人なの?」と流暢な日本語で聞かれてびっくり。なんでも昔、日本に留学していたのだそうです。

エジンバラ城はさすがに世界遺産と銘打つだけあって立派な中世のお城でした。中は本当に広いです。じっくり見ていったら2時間くらいは取られそうですね。

毎日午後1時に鳴らす空砲です。

竜騎兵のミュージアムもありました。歴史は好きなので時間があまり無かったものの色々と見ていきました。

第二次世界大戦のコーナーでは日本とナチスの旗がありました。日本の旗には色々と日本語で書かれていて、当時のものだと窺い知れます。

城には監獄も付き物で、これまたRPGゲームのダンジョンの中みたいに暗い石造りの地下室でした。結構広かったです。

お城の一番上からエジンバラの町並みを一望できます。綺麗な街ですね。

大広間には中世の鎧や武器が沢山飾られていました。

エジンバラ城を後にして、城の近くにあるScotch Whisky Experienceへ。
ArdbegのCorryvreckan。日本で買うより高いような・・・('-';
これも蒸留所限定と書かれていても普通に出回っているのだから、先日買った21年もすぐに出回るのだろうなぁ・・・とか思いながら撮影。実際に帰国後2日ほどで入荷したバーの情報が出ていましたから、早い世の中ですね。

今回の旅行では思いもかげずArdbegの21年を買ってしまったのですが、本当はエジンバラで高価なボトルを一本買ってみたいなぁ・・・なんて思ってました。まぁ、あまり知識の無い人が海外でレアなボトルだと言われて買ったけど、実際には大してレアでも無かっただとか、日本で買った方が安かった…とか、そういう手合いの話って割とありそうなんですがw

ただ、それなりのお店なら価格相応のモノは出してくれるんじゃないかなぁ・・・と、とりあえずお店だけは選定してました。

一つはこちら、Royal Mile Whiskies。
ウィスキーマガジンのベスト小売店として、過去に7回も受賞をされている有名所です。ロイヤルマイル沿いで聖ジャイルズ大聖堂の真向かいにあり、とても行きやすい立地条件ですね。

もう一つは写真がブレブレだったので載せてませんが、Cadenhead's。
ボトラーの古参として有名で、店の中に6つほど樽が置かれていて自分でその場でブレンドして購入出来る、といった面白い趣向もある店です。ロイヤルマイル沿いですが、かなり道を下った先にあります。Fudge Houseというファッジ専門店のすぐ近くですね。

結局、自分はArdbeg21年で満足してしまったので買いませんでしたが、この2店は信頼性や店員の知識に定評がある様子でしたので、エジンバラでウィスキーの購入を考えている人には良いかもしれません。

そういえば、Royal Mile Whiskiesのジャパニーズの売り場で、一番目立ってたのが「あかし」だったのは面白かったです。海外ではひらがなは受けが良いのかも知れませんね。

帰り際に聖ジャイルズ大聖堂に寄りました。
中での撮影は有料で、2ポンド支払うと撮影許可のシールをもらえるので、見える所に貼って撮影です。

装飾も凄いですが、自然光と蝋燭のライティングも見事ですね。

こういったステンドグラスを間近で見たのは初めてだったので感激しました。

夕食はせっかくなのでフィッシュアンドチップスを食べてみようと思って、ファストフード風のお店に。美味しかったのですが、量が多く、味が単調になりがちで食べきれませんでした・・・

エジンバラは夜にホラーツアーを良くやっているので、その中の一つに参加しました。
蝋人形などを用いた説明などは雰囲気が出ていて面白かったのですが、途中で「日本人の女性がここで女の子の霊を見た」みたいな発言があって、誰やねん・・・と思って後で調べてみたら、宜保 愛子(ぎぼあいこ)だそうです。自分と同年代の人なら多分知ってる懐かしい名前ですね。

ツアーが終わった頃には夜もふけていたので、ホテルに戻って就寝です。
明日は一日ツアーでGlenturret蒸留所へ向かいます。

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