2016年10月22日土曜日

スコットランド・アイラ島旅行記 1日目

出発当日、色々と下準備は前日までに終えていたので、手早く着替えて荷物を抱えて空港へ。
初めての欧州一人旅、北海道より緯度が北にあるというスコットランドで、しかも寒い島に行くという前提なので、完全に真冬の山に登るような格好です。
(結論から言えば、少しやりすぎでした。日本の秋~冬にかけて…くらいの格好で良さそうです。ただ、雨風が避けれる撥水性のウィンドブレーカーのようなものはあった方が良さそうです)

今回は、福岡空港からフィンランド航空ことフィンエアーが就航しているので、福岡空港からフィンランドのヴァンター国際空港経由でスコットランドのエジンバラを目指します。

座席はもちろんエコノミーですが、フィンエアーのエコノミー・コンフォートは6000円ちょいで利用可能なので、今回はエコノミー・コンフォートを利用しました。


カゴにはノイズキャンセリング・ヘッドホン、マリメッコの入れ物には歯磨きセットや靴下、耳栓いったアメニティが入っていました。特にノイズキャンセリングは良いですね。機内はそれなりにうるさいですから。一応、SONYのノイズキャンセリング・イヤホンは持参していたんですけど、ヘッドホンの方がやはり楽でいいですね:)


飲み物はビールあります?と聞いたらフィンランドビールね、と。日本のよりキレがある感じでした。1缶目はタダだけど、2缶目からはどうやら有料の様子。


機内食も2回でました。これはビーフストロガノフ。バターではなくKiriなのが欧州路線だなぁと思ったり。美味しくいただきました:)


福岡からフィンランドのヴァンター国際空港に到着。ここまで約10時間。機内エンタメとか持参した本とか読んで過ごしていましたが、やはり長かったですね。フィンランドから直接エジンバラへと向かう便はあまり多くないようで、乗り継ぎのために2時間ほど空港で時間を潰す事に。

ちなみにヴァンター国際空港は乗り継ぎに特化したハブ空港として知られていて、コンパクトで乗り継ぎしやすく、若干ですが日本語表記もあり、空港内スタッフにも日本人がいる事で知られています。今回の旅行でも初めて来た割には、手荷物検査等で迷うことは全く無く、すんなりと乗り継ぎが出来ました。



空港内のレストランに入ってサーモンバーガーとビール(ハイネケン)注文。
30ユーロなり。美味しかったけど、さすがに高いなぁ・・・。VAT(付加価値税)24%って書かれてました(゚∀゚;)



免税店で、Bowmoreが10月から出すって噂の新しい免税店専用ボトルが無いかなぁとか物色していたら、乗り継ぎ便が到着しました。ここからエジンバラへ向かいます。ここまでくるとさすがにアジア系の乗客は少ないのですが、日本人の家族が一組いらっしゃって楽しそうに旅の予定を話し合っていました。



飛行時間3時間ほどでイギリス・スコットランドのエジンバラ空港へ到着です('-'*
現地時間は17時くらいで、気温はやや肌寒く、天気は曇りといったところ。
日本とはサマータイムで時差8時間なので、日本は深夜1時頃です。日本発が朝9時ごろの便でしたから、ここまで約16時間といった所でしょうか。さすがに欧州は長旅ですね。



Famous Grouseがお出迎え。
スコッチの国にキター!って感じがしてちょっとテンションがあがりますw

入国審査の際に入国カードが必要なのですが、書き方を調べ忘れてたのでささっとスマホで調べながら書き出していました。機内で気づきましたが、地球の歩き方のスコットランド編には書かれてなかったんですよね。こういう時にはスマホは本当に便利です。

入国審査での質問はよくネットで書かれてるお約束の「何しに来たの?」、「仕事は何してる?」、「何日滞在するつもり?」だったのですが、ラストに「この旅が終わったらどこに向かうの?」と聞かれて想定外の質問にちょっと焦りつつ「日本に帰ります」と言ったらポンとハンコを押して通してくれましたw

手荷物を受け取って、いざエジンバラの街へ。
エジンバラ空港は市内から車で30分ほど離れているので、市内へはバスかタクシーで向かいます。タクシーの場合は大体25ポンド程度です。エジンバラの街は長崎のように高低差が激しい街なので、体力に自信が無い人はこの時点でタクシーを利用して直接ホテルを目指した方が良さそうです。
私は今回はAirLinkというバスを利用しました。AirLinkは市内へ向かう便以外にもGlasgowなど別の路線もありますが、市内へ向かうのは青色のバスで、側面にデカデカと"Airport - City Centre"と書かれているので多分間違えないと思います。

スコットランドではバスに乗る際に先に運転手さんにお金を払って乗る形ですが、おつりが貰えない路線もあるそうです。このAirLinkはお釣りは貰えるそうですが、とりあえずバス停近くに券売所があるのでそちらを利用する事にしました。
"city centre, single please!"とか言ったらチケットを売ってくれます。
(そういや"center"じゃないんですよね。来てから気づきました)

バスの荷物置き場に手荷物を置いて、座席についてひと段落。終点はエジンバラの中心、Waverley駅です。初めての土地なので、Google Mapで路線を確認しながら走っていました。


Waverley駅前に到着。駅前というか、実は駅はこの橋の真下にあります。街を横断している鉄道の連絡通路になっている感じの橋ですね。街自体に高低差があるエジンバラならではだなぁと思わされました。今回の旅ではここを利用する事はもうありませんでしたが、空港へ帰る際にAirLinkを利用する場合は、この橋の上が始発駅になるみたいです。


後ろを振り向いてパシャリ。
いやぁ、ため息が出るほどカッコいい街ですねw

さてさて、スマホ片手に目的の宿に向かいます。
10分ほど歩いてホテルへ。Expediaの英語で印刷したページを見せたら、手慣れた感じでさくっとチェックインできました。

手荷物を部屋に置いてテレビをつけてみたら、クイズ・ミリオネラみたいな番組をやっていました。



この時点で19時近く。日本時間で言えば深夜3時頃ですから、さすがに眠気があるのですが、エジンバラの街を散策してみようと外に出かけました。霧雨のような小雨が降っていたので、ユニクロで買った撥水性のウィンドブレーカーを着て出かけましたが、かなり良かったです。結構降り出しましたが、道行く人達は全然傘を使いません。


ひとしきり、ロイヤルマイルをうろうろ見て回って、ホテルに戻り夕食です。
イギリスのレストランは高級レストランでもなければ大体、Starter(前菜)、Main(主菜)、Dessert(デザート)の三つから選ぶのが多いようで、このホテルのレストランも2コースと3コースとがあったので、今回は2コースで頼んでみました。


スターターに本日のスープ。
スープってのはスコットランドのスターターには大抵どこでもあるみたいですね。これはコンソメ風味だけど玉ねぎが甘くて美味しいスープでした。


メインは豚のソテーのリンゴソースかけ。美味いのですが、旅の疲れからか全部食べ切る事は出来ませんでした。


さて、風呂に入って寝ようか…と思ったのですが、少し喉が渇いたので水が欲しい所。
しかし、エジンバラには自販機なんて素敵なシステムはありません…。ルームサービスで呼ぶことも考えましたが、英語力に自信が無い事と、割高だったので、近くのお店を探すことにしました。

日本でコンビニに行くような感覚で、財布以外何も持たずに、ですね。
これが大間違いだったのでした…

お店を色々と回っているうちに、違う道に出てしまっていた様子・・・。
恐らく入ったお店の中に入り口が二ヶ所あるお店があって、違う道にでたのだろうと思われるのですが、エジンバラの町並みはどれも似た雰囲気なので違う道だと気付いた時には完全にどこをどう行けばいいのか分からず・・・。

外気温は7℃くらいで軽装。地図もスマホも無い、そんな小雨が降るエジンバラで完全に道に迷いました(汗

1時間ほどウロウロしましたが、さすがに凍えそうになってきたので、後の旅行の事を考えて諦めてタクシーで帰る事に(´・ω・`)
通りの隅にタクシーが止まっていたので、ホテルのカードキーを見せて、「道に迷った。このホテルに行ってくれ」と片言の英語で話したら、「このホテル?後ろに行ってすぐ左だよ!」と運転手さん。言われた通りに後ろに行ったらホテルを発見(;∀;)

お金を払っていくつもりだったのに、すんなりと教えてくれたタクシーの運転手さんに本当に感謝です('ー'

そんなこんなで水を買いに行くだけで2時間近く歩いたおかげでヘトヘトw
改めてお風呂に入ってすぐにベッドに行きました。

先が思いやられる一日目でした…('、3)_ヽ)_

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