2017年2月6日月曜日

サントリーロ―ヤル12年



Suntory Royal 12yo
70点

シェリーとグレーン由来の香り。アルコールが少し鼻につくが、モルティ―な香りも。
口当たりは滑らか。スモーキーさは抑えられてる印象。グレーンも感じるものの、程よく甘くて大変飲みやすい。


サントリーローヤルといえば、サントリーの創業者であり初代マスターブレンダーである鳥井信治郎が日本人向けのブレンドの集大成として作った一品ですね。贈答用ウィスキーとしてはサントリーの定番商品で、これも親父が昔貰って飲まずに家に置いていたものを頂いて飲んでいたものです。特級時代ほど古くは無いですが、恐らく90年~00年代くらいのものと思われます。

ちなみにサントリーローヤルはあまりにドストライク過ぎて逆に灯台下暗し状態ですが、オークションで2000円程度、送料込みで3000円程度で買えます。当時の定価が約3000円なのでちょうどそれくらいですが、昨今のサントリー年代表記物の高騰、現行品のノンエイジの質の低下、そして当時のサントリーの主力商品で、山崎10年が4000円だった前提等を考慮しても、現行品と比べれば割とコスパは高い一品じゃないかなと思います。

個人的なおススメは特級時代ではない、90年代以降のローヤル12年です。
サントリー製品の古い物に関しては色々と物議を醸す所がありまして…(´・ω・`)
その件に関しては、また機会があれば記事にしようかとは思いますけどね。まぁ、この年代以降でマッサンブームまでのサントリーの品質は全然問題無いように感じています。

1世代前のちょっと良いパソコンだとか、型落ちのハイグレード車…、みたいな位置付けでしょうか。お金はあんまり出したくないけど美味しいウィスキーを楽しみたい人にはおススメですよ('ー'



//(追記)
後年の12年(15年が発売された時の12年)
シェリーの香り、アルコールの辛さは強め。甘さは控えめ。相変わらずスモーキーさは抑えられていて飲みやすい。

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