2016年12月29日木曜日

ブラントンオリジナル 90年代流通品


Blanton Original 90s
73点



バナナやバニラのような香りが表に出ている。ほのかにナッツのような感じも。
口当たりはアルコールが強い感じがするが飲みにくさを感じるほどでは無い。

90年代に瓶詰めされた、準オールドボトル。
実家で、親父が貰いものを開封して一口だけ飲んでそのまま長らく放置といった代物を発見しました。開封品だからか香りはやや乏しい印象ですが、全然美味しく飲めますね。

ブラントンといえばシングルバレルを徹底している事で知られている蒸留所ですね。
ウィスキーと言うものは、樽毎に味や風味が微妙に異なります。ですから、普通は様々な樽のウィスキーを混ぜて味を調節し出荷します。

しかしブラントンは樽ごとの味を楽しんでもらおうという趣旨を昔から貫いている為、全てのボトルに樽のナンバーや何時樽詰めされたのか、と言った情報が詳しく書かれています。コアなファンの中には、そういった差異による味の違いを楽しんでいる人もいるのだとか('-'

また、ブラントンに関しては独特のキャップも有名ですね。
ケンタッキーダービーを題材にした騎手のキャップになっているのですが、これが年代などで微妙にポーズや馬の動きなどが違うんですよね。キャップを集めるマニアもいるそうで、バーボンとしても美味しいのはもちろんですが、色々な遊び心を刺激されるのがブラントンの面白い所だと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿