2017年5月29日月曜日

キングカーコンダクター,カバラン



King Car Conductor -頂極指揮- 46%
78点

南国フルーツ系のパッションフルーツ感。



カヴァランは気になっていたけど、何となく飲んでいませんでした。
昨今のウィスキーブームでは、日本だとイチローズモルト、台湾ではカヴァランといった風に、新規蒸留所の話題が多く出ていたものですが、その一連の流れがどうも作為的な印象が拭えず・・・。

「賞とかっていうのも結局、ユーザーの方向性をメーカーが作ってる物なんでしょ?」くらいにややシニカルに捉えていたものなので、なんとなーく飲まず嫌いをしていたのですが、ついにバーで見かけたので「美味いなら美味いで良いよなぁ…」と気持ちを入れ替えて飲んでみました。

結論から言えばこれは美味いです。
南国系のフルーティな味わいが前面に出ていて個人的な嗜好にもかなりマッチ。確かに侮れません。評価が高いのも頷けますね。そんな訳で手のひらをクルッと返してしまいました。飲まず嫌いはやっぱりダメですねw

確かカヴァランは2005年に仕込み開始だったはずなので、2016年にボトリングしたという同商品は長くても10年そこいら、下手したらもっと短熟でこれだけの物を仕上げてきたと言う事ですからたしかに大したものです。会社の名前で商品名にもなっている金車は元々乳酸菌飲料の会社。発酵の技術の下地はあったでしょうし、スコットランドから著名なウィスキー作りの担当者達を誘致して作ったとの事ですから、これからも色々と意欲的な商品を作ってくるんでしょうね。

近々のウィスキーイベントにも来るとの事なので、とりあえずブースを覗いてみようと思います:)

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