2019年1月6日日曜日

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末年始の多忙で、気が付いたら年が明けていました。
しっかりと飲んではいましたけどねw

昨年も古酒巡りで様々な酒屋を巡りました。
余市10年を3万円で吹っかけてくる酒屋や、先々価値が出るからとロバートブラウンの特級を大量に抱えている酒屋、「転売屋は客じゃない!」と古酒の有無を聞いたらいきなり塩対応をする酒屋などなど…

でも良い出会いも沢山ありました。

閑散とした住宅街でやる気があるのか無いのか分からない老夫婦が運営されている酒屋さん。一見何もない様子でしたが、売れ残ってボロボロになったワインの後ろに隠れていたスプリングバンクの特級を目ざとく発見。3000円で譲っていただきました。


ウイスキーではありませんが、熊本県で近年まで作られていたみかんの蒸留酒、みかんブランデーです。今では蒸留所が閉鎖されたので生産されておらず、ある意味レアなお酒です。みかんで蒸留酒を作るという試みがなされていた事はあまり知られておらず、地元で細々と消費されていたようなお酒ですね。こちらはとある酒屋さんと話していたら、もう誰も飲まないからとタダで譲って頂きました。みかんの甘酸っぱい香りが心地よい良いお酒です。ちょっとスパイシーですけど。

古酒ではありませんが、古びた酒屋で人気のマンサニージャフィニッシュを見つけたりも。一本は手元に置いていますが、もう一本は行きつけのバーのマスターに買値で譲りました。

ネット上でもご縁が出来た方からサントリーの古樽仕上げのサンプルを頂いたりと、忙しい中でも色々と経験出来た、そんな素敵な一年でした。


そして今年の抱負は、知識をより増やす事。
ウイスキーに関する知識は味に関する理解につながるのだろうという思いから、より細かい情報を求めて昨年の夏ごろに取り寄せたこちらの書籍。


スコットランドの公認ガイド、ウド・ミサコ氏のまとめたスコットランドの蒸留所の書籍です。蒸留所の所在地、電話番号、見学時間といった基本情報に加え、オーナーの変遷の歴史や粉砕機の種類、ポットスチルの形状といった細かいマニアックな情報まで網羅されており、既存の蒸留所のみならず、閉鎖蒸留所の情報も含まれているスコッチ資料のまさに集大成の一つ…なのですが現在、とある資格の勉強の為に時間がとれず、まだ読みこめていないので時間が空き次第少しずつ読んでいく予定です。

元々、個人販売なので数が少ないのに人気商品だったせいか転売価格で数万しますが、興味がある方は是非。読んでいるだけで楽しくなる一冊です:)

今年は出来れば樽やシェリー酒の勉強なんかもしたいと思います。
年末ごろに、「そういえば自分はシェリーの事は全然知らないよな」と思い至り、一時期様々なシェリーを飲んでみましたが、自分のウイスキーの評価としてのシェリーと、シェリー酒のイメージの落差が大きく、この辺の理解も必要そうだと感じた次第。


書籍としてはこの辺が面白かったです。こちらも既に絶版ですが、良書だと思います。樽による熟成だけが熟成では無い、という事を明確に認識出来た意味でも素晴らしかったですね。

そんな感じで今年も一年、まったりと楽しんでウイスキーと付き合っていきたいと思います。

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