2018年1月22日月曜日

白州12年


Hakusyu 12yo OB
75点

草っぽさ、麦感、わずかにハーブや柑橘系のフルーツ感。
アルコール感はそこまで強くなく、ボディもやや軽め。


いきつけのお店に行ったら、「今月はフープの入荷が無いんですよ」と言われ、「それじゃ普段あまり頼まないようなものを頼んでみようかなぁ」と見渡してチョイスしたのが今回の白州12年。

開封済みのボトルがワンサカ家にあるので白州は普段飲む機会が無いのですが、個人的にはサントリーのラインナップの中では山崎より白州の方が好みだと感じました。以前は山崎の方が好きだったのですが、飲んだ回数が増えるにつれて自分の好みが分かってきた感じでしょうか。

白州蒸留所は山梨県の北杜市に1973年に作られた比較的新しい蒸留所です。ですので古いサントリー製品を飲んでいると、山崎らしさが強い、ミズナラっぽい腰は強いがどことなく単調・・・と言う印象の酒質のものが多いのですが、90年代~00年代辺りから白州を含めた色々なブレンデッドがちょいちょい発売され、白州の登場でサントリーらしさが徐々に明確になってきた印象があります。

そんな白州ですが、おとなしいハイランドモルト、と言うニュアンスに近いと個人的に感じています。様々なシチュエーションで気楽に楽しめる幅の広さも本当に良いシングルモルトだと思います。たまに飲みたくなる、そんな美味しいポジションのお酒ですね。

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