
Jameson
55点
絵具やシンナーのような揮発臭。時間を置いて、後日。
若干の麦感とグレーンの風味。辛い面もあるが口当たりはとてもまろやか。
開封直後は飲む気になれない程酷いシンナーのようなケミカル香がしました。頑張って飲んでみましたがかなり厳しかったので数日置いて改めて飲んで見たら、最初の酷い香りが少し飛んで飲めるお酒になった・・・といった感じでした。何だったんですかね・・・('-';
改めて飲んだ感想ですが、やはりグレーンのような甘みとまろやかさが強いのですが味に深みや層が感じられない印象です。これなら同価格帯のブレンデッドの方が・・・というのが正直な感想です。
そんなジェムソンですが、これはアイリッシュウィスキーの一つで、スタンダードなアイリッシュウィスキーの製法で作られた製品です。アイリッシュウィスキーは一時期世界を席巻するほどの規模を誇っていましたが、戦争や禁酒法などの影響で廃業した蒸留所が多く、今では大手どころはミドルトン、ブッシュミルズ、クーリー、そしてキルベガンの4つだけになってしまいました。ジェムソンはその中のミドルトン蒸留所の商品です。
アイリッシュの一般的な特徴として、「ピートを炊かない事」と「3回蒸留する事」が挙げられます。
スコッチやジャパニーズでは、麦芽の成長を止める為にピートを炊き込みます。その為、いわゆるスモーキーフレーバーとよばれる燻製香が付きますが、アイリッシュの場合はそのプロセスが無いので、基本的に燻製香はありません。また蒸留回数が多い為、より滑らかな舌触りになります。
ただ滑らかな反面、酒としての個性がどうしても乏しくなりがちです。逆に強い個性が無いので、カクテルのベースなどに用いられやすいウィスキーでもあります。
ただ、こう書くとアイリッシュは美味しくないと言う風に聞こえるかもしれませんが、そうではなくて、言ってみるなら絵のキャンパスのようなお酒だと思います。キャンパスが綺麗な白だからこそ、人の手が入る段階・・・カクテルや熟成などを上手く加えると、非常に品が良くて綺麗にまとまる・・・みたいなお酒だと思っています。
「ウィスキーに興味があるけどあんまり個性的なのは苦手」だとか、「軽い風味と優しい飲み口が好き」といった人にはアイリッシュは結構ハマるかもしれません。
若干の麦感とグレーンの風味。辛い面もあるが口当たりはとてもまろやか。
開封直後は飲む気になれない程酷いシンナーのようなケミカル香がしました。頑張って飲んでみましたがかなり厳しかったので数日置いて改めて飲んで見たら、最初の酷い香りが少し飛んで飲めるお酒になった・・・といった感じでした。何だったんですかね・・・('-';
改めて飲んだ感想ですが、やはりグレーンのような甘みとまろやかさが強いのですが味に深みや層が感じられない印象です。これなら同価格帯のブレンデッドの方が・・・というのが正直な感想です。
そんなジェムソンですが、これはアイリッシュウィスキーの一つで、スタンダードなアイリッシュウィスキーの製法で作られた製品です。アイリッシュウィスキーは一時期世界を席巻するほどの規模を誇っていましたが、戦争や禁酒法などの影響で廃業した蒸留所が多く、今では大手どころはミドルトン、ブッシュミルズ、クーリー、そしてキルベガンの4つだけになってしまいました。ジェムソンはその中のミドルトン蒸留所の商品です。
アイリッシュの一般的な特徴として、「ピートを炊かない事」と「3回蒸留する事」が挙げられます。
スコッチやジャパニーズでは、麦芽の成長を止める為にピートを炊き込みます。その為、いわゆるスモーキーフレーバーとよばれる燻製香が付きますが、アイリッシュの場合はそのプロセスが無いので、基本的に燻製香はありません。また蒸留回数が多い為、より滑らかな舌触りになります。
ただ滑らかな反面、酒としての個性がどうしても乏しくなりがちです。逆に強い個性が無いので、カクテルのベースなどに用いられやすいウィスキーでもあります。
ただ、こう書くとアイリッシュは美味しくないと言う風に聞こえるかもしれませんが、そうではなくて、言ってみるなら絵のキャンパスのようなお酒だと思います。キャンパスが綺麗な白だからこそ、人の手が入る段階・・・カクテルや熟成などを上手く加えると、非常に品が良くて綺麗にまとまる・・・みたいなお酒だと思っています。
「ウィスキーに興味があるけどあんまり個性的なのは苦手」だとか、「軽い風味と優しい飲み口が好き」といった人にはアイリッシュは結構ハマるかもしれません。
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