2017年1月8日日曜日

エドラダワー 14年 イビスコ シェリー・マチュアード



EDRADOUR 14yo Natural Cast Strength Ibisco Decanter
73点

シェリー由来のチョコっぽい風味とやや軽いピーティさ。レーズンのような風味がアフターでやや感じる。


美味しいのばかり飲んでいると、たまに不味いのがどんなのか知りたくなる…、そんな偏屈な自分ですので、ふと凄く不味くて高いウィスキーとか無いのかなと話を振ってみたら、昔のエドラダワーの中にそういうのがありましたねーという話に。不味いけど終売品なので高い、みたいな代物らしい。

それじゃそれ飲んでみたいんだけど…と言ったのですが、「いやいや、せっかくお金出すなら美味しいの飲みましょう」と言われ、それもそうね…という訳で出てきたのがこちら。

突出して凄い!って印象では無いのですが、平均値が高い優等生と言う印象で、確かに美味しかったです。


エドラダワー蒸留所といえば、スコットランド最小の蒸留所として知られていて、シェリー系モルトとしてはコアな人気がある蒸留所。1825年の創業当時から家族経営として、しんみりと地ウィスキーを作ってきたのですが、2002年にボトラーズで有名なシグナトリーの傘下に入りました。

現在でもわずか3名、ポットスチルも最小のものが2つなのだそうです。
そんな蒸留所なので、品質にややばらつきがある時代があったらしく、特定の年代のものはかなり特徴的な風味が混じってしまっているのだそう。でもそういうのも、機会があれば飲んでみたいですね。

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