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Octomore 80.5ppm
74点
強いスモーキーフレーバー、麦感が強めでややオイリー。
やや辛めで余韻は短めでキレが良い。
オクトモアの初期ロット品。ジム・マッキュワンのサインが黄色い文字で書かれたシンプルなラベルですね。80.5ppmと通常値の二倍程度と、現行のオクトモアと比べると控えめな数字です。
今でこそオクトモアと言えばガッツリとピートを効かせたフェノール値タップリのアイラモルトとしてブルイックラディの看板商品の一つですが、販売された2002年当初のオクトモアは試験的な意味合いが強かったそうです。だから、個別では売られておらず、十数本をまとめ買いしなければ買えなかったのだそう。
しかし、そんな事を言われたら余計に試してみたくなるのが人情ってものw
オクトモアの噂を聞きつけた当時の日本の某ウイスキー評論家の方やバーのマスター達、愛飲家達といった有志の方々が集まり、お金を出し合ってみんなで買ったのがこの瓶にラベルが張られただけのシンプルなオクトモアなのだそうです。
正直ピートが強過ぎるのもあまり好きでは無いのですが、このオクトモアくらいなら分かり易い主張とモルティな麦感とフローラルな香りを両立していて悪くないかなと思います。しかし若さ故の辛みや単調さは隠せないと感じる所。もっと熟成させたらどうなるんでしょうか。スコティッシュ・バーレイでも8年くらいなので気になります。実験が始まったのが2002年、売れると分かってきたのはさらに数年後なので、15年以上のクラスが出てくるのはまだしばらく先の事になるでしょうね。楽しみにして待っていましょう:)
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